Kenko リアルプロ シネマティック4K HD テレ2x(メーカー製品サイト)
望遠2倍の、4群5枚37mmの大口径レンズ!
パッケージ内容。
レンズキャップ付き。
接続側。
細かいことですが、こちら側にもゴム製のキャプが付いていて、その使い勝手が良い。
さすがKenko、既存の37mm径フィルターが装着可能!
まんまと乗せられて、一緒にゴミよけ(プロテクター)も購入。
ただ、フィルターによってはケラレが出る場合があるかも、とのことで確認してみました。
iPhone 7Plus・広角カメラに取り付けて撮影。
(ここでは画質については、目をつぶってください💦撮影サンプル画像は
こちら)
・フィルターなし
・フィルターあり
ケラレが大きくなりました。
・では、iPhoneにケース(アップル純正シリコンケース)を装着した上にレンズを取り付け、フィルターを付けたらどうでしょうか?
さらにケラレが大きくなりました。
若干、フィルターを付けるとケラレが大きくなりました。
しかし、7,8Plus/X系の望遠カメラでは、iPhoneにケースをつけようが、まったく問題になりません。
●レンズマウントアタッチメント
これまでにも、いくつか大口径のコンバージョンレンズはありましたが、取り付けるのに、iPhone 5や6Plusといった、その機種専用のケースやマウントを装着する方式でした。
これらの方式は、正確かつ確実にレンズを固定できる反面、将来、機種を変えたらレンズを取り付けられなくなる恐れがあります。
新機種に対応したケースやマウントが単体で販売されればいいのですが、必ずしもそうはならない事例を目にしてきたので、高価な大口径コンバージョンレンズは、これまで手を出せずにいました。
その点、この『リアルプロ シネマティック4K HD』のレンズマウントアタッチメントなら、汎用性が高いので、機種を変えても使えなくなることはなさそうです。(と思いたい)
汎用性が高い反面、正確かつ確実な固定は難しいです。
マウントの固定を一点で支持していること、上部に隙間ができることから、どんなにキツく締めていても(もちろんiPhoneに影響のない範囲で)、ズレてしまうことがあります。
逆に、位置の微調整がしやすい、という言い方もできますが。
デメリットでもあり、メリットでもあり……。
取り付け位置の微調整ですが、広角側はケラレが出るので、分かりやすいです。
しかし、望遠側は、アバウトに取り付けても一見変わらないように見えますが、レンズの有効範囲が気になります。
周辺の不鮮明な部分が、いちばん目立たないように微調整します。
ちなみに、取り付け部が2箇所あるとはいえ、レンズを付け替えるだけでPlus系やXの広角/望遠を切り替えられるわけではありません。
あくまで、取り付け範囲の拡張のためです。
撮影サンプル画像は
つづきにて。
【付録】
レンズマウントアタッチメント取り付けガイド
PNGファイル、A4用紙、クリックで拡大
これで合わせられるのは、マウントの最初の取り付け段階であって、微調整は必要になります。