(iPhone 6 Plusから7Plusへアップデートしたので、以下ではその比較になります)
●画素数の向上
6Plusの800万画素から1200万画素になりました。その恩恵は確かに実感できます。
Macに写真を取り込み、Finderのクイックルックでパッと見てもシャープになったと感じます。
特に、小さく写っている被写体は1.5倍になった画素数の分だけ精細になっているように見えます。
(デジスコ撮影)
●オートフォーカス
iPhone 6/6Plusで、オートフォーカスの方式がコントラスト検出式から位相差検出式(FocusPixels)になりましたが、実際に撮影しているとコントラストがはっきりしないとピントを合わせてくれないようなことが多く、
「これ、コントラスト検出式じゃないの?でも、瞬間的には位相差検出式が働いてるかも……」
という、なんとも釈然としないオートフォーカスの動きでした。
それが7Plusでは、位相差オートフォーカス(FocusPixels)が、しっかり働いているように感じます。
撮像素子内のAFセンサーの数が増えたのかどうかは分かりませんが、動きの速い被写体にも、キビキビと動いてくれます。
(デジスコ撮影 ↑いろいろ言い訳させていただきたいこともありますが……)
●暗所(広角レンズ)
街の夜景やイルミネーションは、手持ちでも綺麗に撮れます。(ただし、しっかりとホールドして)
下の写真は、日の入り30分ほど前の雑木林です。肉眼では随分と暗く感じられます。
6Plusの時は、この暗さでは撮れたとしても全体的にノイズっぽくなり平坦な写真になってしまうので、撮影を止めていました。
7Plusでは……
(デジスコ撮影)
まず第一に、明るい!と感じました。まるで、照明が当たっているかのよう。
背景にノイズっぽさはありますが、被写体(鳥)のほうはシャープさを持ちこたえている感じで立体感もあります。
ただ、それでも限界はあります。
日の入り直後くらいの同じ雑木林。
(デジスコ撮影)
ここまで暗くなると、オートフォーカスもなかなかピントを合わせてくれません。
●『望遠カメラ』
……は、こちら
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7Plusで撮影した写真を、拡大して細部までチェックしていると、Appleのサイトに書かれていることが頭をよぎりました。
「iPhone 7のカメラがここまで先進的なのは、A10 Fusionチップの中に、改良されたISP(画像信号プロセッサ)が組み込まれているからです。Appleが設計したこのISPが、写真やビデオの撮影時に1,000億以上もの演算ができるようにし、さらには機械学習を使って驚くほど美しく仕上げます。」
このISPというものが、どこまで絵作りに関わっているのか……。
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