エアコンを買い替えました。
Panasonicのエアコンにしたら、スマートフォンで操作するための無線アダプターと無線ゲートウェイがおまけで付いてきました。
無線アダプターは、室内機に取り付けます。この作業は、基本的に工事事業者が行います。
これは個人で出来ます。よくある無線機器の要領で、説明書に従っていけば難しいことはありません。
機器の設置ができたら、『パナソニック スマート』アプリに、エアコンを登録しなければいけません。
と、アプリを起動すると「CLUB Panasonic」に登録ししないと使えないようになっています。
どうやら、アプリからの操作は、Panasonicのサーバーを経由してエアコンに送られるそうで、そのためにアカウントが必要になるようです。
アカウントが作成できたら、ログインして、アプリにゲートウェイとエアコンを登録します。
これで、やっと使えるようになりました。
さっそく試してみましたが、画面のデザインといい、軽くタップしても反応しない時があったりと、なんか、国内メーカーの古いAndroid端末みたいなアプリです。
このアプリでできることは、
・外出先からもエアコンの操作ができる「どこでもリモコン」
・人感センサーを使って室内の人の動きを検知する「おへやモニター」
・その他、ちょっとした設定
・おへやモニター
個人的には必要ないのですが、この機能は助かるという人もいるのではないでしょうか。
「おへやモニター」(ひと検知:遠隔あり)を有効にしていると、室内機の前面パネルが停止中でも開いたままになります。
・どこでもリモコン
温度などを設定して、下の「設定送信」ボタンをタップ。
と、もうワンクッション、確認画面が出てきます。
この確認、必要なのでしょうか?
操作が送信されたら、運転状況の画面になります。
この画面を閉じて、トップ画面に戻ろうとすると、また確認画面が出ます。
といった具合で、スマートとは言い難い印象を受けます。
自宅内でもアプリからエアコンを操作できるわけですが、これならリモコンを使ったほうが手っ取り早いです。
ちなみに、アプリから運転を開始した場合、リモコンの表示は「停止」のままです。
よって、設定温度の変更などはリモコンからはできません。運転の停止はできます。
また、「運転状況」で、エアコンが停止状態でも、室内の温度と湿度が確認できます。
「どこでもリモコン」で運転を開始する前に確認して、室温がそれほど高くなければ、帰宅前に部屋を冷やしておくまでもないといった判断ができます。
機能としては、これだけのことです。それでも、帰宅すれば、すでに室内が冷えているのは、暑がりにとってはありがたいです。
エアコンの他にも、Panasonicの「スマート家電」は、このアプリで一括管理するようになっているようです。
(App Storeのスクリーンショット)
アプリ内アプリといい、スマートフォン内で一つのプラットホームを構築しようとしているのでしょうか。