2019年2月28日

Mac対応(?)ドライブレコーダー

ちょっと語弊のあるようなタイトルですが、ドライブレコーダーの再生ソフトがMacに対応しているってことです。
*上の写真、レンズに青い保護シールが付いたままになっています。気づかずに走って記録された動画を見てみたら、青味がかった世界になっていました。気をつけましょう!


ドライブレコーダーを買うにあたり、まずは日本の有名メーカーを検討していたのですが、本体の性能については、どのメーカーもほぼ差はないようで。
じゃあ、記録した動画を見る手段はどうなっているのだろうと調べてみると、どこも再生ソフトは軒並みWindowsのみで、Macは非対応。
iPhoneでメジャーになったかに思えたAppleですが、ことMacになると、いまだにこんな状況です。

ただ、Mac用再生ソフトがなくても、ドライブレコーダーで記録された動画自体は、ファイル形式次第で、QuickTime PlayerやFinder、またはVLCなどでも見れるのですが。


MacがダメならiPhoneで見よう!と考えました。iOS用アプリなら対応しているメーカーも多いです。
しかし、App Storeのレビューを見てみると、どこのメーカーもあまり評判がよろしくありません。
こういったiPhoneと連携する機器は、本体の性能よりもアプリの出来によって使い勝手が左右されるので、いくらドライブレコーダーで定評のあるメーカーでも、アプリの出来が悪ければ使いものにならず、結局はパソコンで見ることになってしまいます。


ということで、iPhoneで見ることも諦めて、改めて探して見つけたのがPAPAGO!というメーカーでした。(メーカーサイト:https://www.papago.co.jp
すみません、はじめて目にするメーカーです。
しかし、再生ソフトがMacに対応しています!
ドライブレコーダーとしての性能も一通り備えているようですし、値段も平均的なところです。

ということで、GoSafe D11GoSafe 34Gというモデルを買いました。
D11は平均的な製品なのではないでしょうか。34Gは解像度が2560×1440ということで画質は綺麗です。
ドライブレコーダーとしての詳細や評価は、メーカーのサイトやショッピングサイトのレビューを参照してください。


一点だけ注意しておきたいのが、ファームウェアのアップデートです。
例えば、D11のファームウェアは、執筆時点で最新のバージョンでも2017年8月に公開されたものです。いくらなんでも2019年に買って、適用されてないわけないだろう、と思ったら、古いバージョンのままでした。

アップデートしようと、手順通りにmicroSDカードにファイルを入れて起動するのですが、「使用中のメモリーカードに他形式のデータが入っているためメモリーカードを初期化してください」とか出て先に進めなくなり、それならばと指示通りに初期化したら今度はシステムがフリーズしたかのように固まってしまいました。
仕方がないので再起動しようと、一度電源を切って、再度電源ボタンを押すのですが、まったく反応しません……と思ったら、インジケーターランプが点滅し始め、アップデートが開始されました。

34Gもそうですが、フォームウェアを入れたSDカードを入れて電源を入れたら、画面が点灯しなくても、しばらく様子を見守ったほうがいいのかもしれません。
おそらく、そのうちインジケーターランプが点滅し始めると思います……たぶん……知らんけど。


再生ソフトについてですが、ドライブレコーダーに入っていたmicroSDカードがマウントされていれば、自動でデータを取得します。
内蔵(または外付け)ストレージにmicroSDカードのデータをコピーしても、そのフォルダーを選択すれば、同じように見ることができます。

D11のうようなGPSの付いていないモデルでは、この再生ソフトを使う意味はほとんどありません。Finderで見ても十分です。

GPS搭載モデルですと、地図上に移動した経路や方位、速度、高低などが表示されます。

事実の確認だけなら、正直、Finderでも事足りるような気はしますが、それでも、ドライブを振り返るといったレジャーの面での楽しみはあります。
最近はドライブレコーダーというとギスギスした面がクローズアップされますが、もうすぐ桜の季節です。桜のトンネルでも撮ってみるのもいいのでは?