2014年12月30日

iPhone 6 Plusでデジスコ:1 〜フォトアダプターをつくる〜

●iPhoneデジスコ専門のブログを開設しました。(下の画像をクリック)


デジスコ:DigiScoping・デジスコーピング。フィールドスコープにデジタルカメラを接続して望遠撮影するシステム。

概要はこちら:KOWA「iPhoneではじめる野鳥撮影

KOWAからiPhoneをフィールドスコープに接続して撮影するためのケース型アダプターが販売されていますが、6/6Plus用は、まだ発売されていません。
いつ出るのだろう?iPhone 5の時は、5月頃にリリースされているから、また、それくらいになるのだろうか?
それまで待てないので、5/5s用のフォトアダプター「TSN-IP5」の接続リング部分を剥がして、市販の6Plus用ハードケースに貼りつけることにしました。

この接続リング部分、おそらく接着剤で貼りつけてあるのでしょうが、果たして、キレイに剥がすことができるのか?最悪、ケース部は粉砕しなければならないことも覚悟しましたが……

じゃん!無事に剥がせました。
強力な両面テープ(かな?)で貼りつけてありました。
端から慎重に慎重に、スクレイパーで剥がしていったら、ケース部も破損することなく剥がすことができました。(もっとも、これを再度、使うこともないでしょうが)

一番の懸案だった接続リング部分が剥がれれば、あとは6Plus用のハードケースに貼りつけるだけ。

だけ……

確かに「だけ」なのですが、この「だけ」は「だけ」だけじゃなかった!


まず、こんなことをして、大まかな位置を決めました。

両面テープで仮止めして、フィールドスコープに装着してみます。

そして、レンズの中心に来るように微調整していきます。
で、す、が、

これが、微調整どころの話じゃありませんでした。
もう、コピー用紙1枚の厚さ分を動かすだけで、変わってしまいます。
1/10mm以下の調整です。
なるほど、メーカー側も、ちゃんと中心に持ってきて出荷することが出来ないわけです。

悪戦苦闘の末、なんとか中心(近く)に持ってくることができました。
あとは、強粘着の両面テープで、最終的に貼りつけて完成!
う〜ん、6Plusの大きさに対して、プレート部分が小さい。
使っているうちに、剥がれてこないか、またはズレてこないか、ちょっと不安です。


あと、6Plusの形状ゆえ、このハードケースでは、カメラの上部に隙間が出来てしまいました。

このままでは、下の写真のように光が入り込んでしまうので、この隙間を埋めます。

エポキシパテで埋めようと思ったのですが、脱着の際、ケースがたわむ必要があることを考えて、BLU TACKという粘着ラバーで埋めることにしました。


ちなみに、今回使用したハードケースは、クリアーで光沢があるので、場合によっては光を反射してしまいそうですが、遮光フードをつけるので問題ありません。




*追記*
iPhone 6用、出ました。

2014年12月11日

保護フィルムは結局パワーサポートに〜光沢・非光沢を使ってみて〜

AppBank Storeで「マックスむらいのアンチグレアフィルム」(http://www.appbankstore.jp/products/detail.php?product_id=13688)を貼ってもらいました。

AppBank Storeのお店で貼ってもらえる保護フィルムまとめ

店員さんから「サラサラしてるのが特徴。ゲームをいっぱいする人には最適」と説明があり、『ゲーム?』と、ちょっと引っかかるところもあったのですが、他に選択肢がなかったので貼ってもらうことにしました……が、
貼ってもらったフィルムをその場で確認すると、一目で分かる縞模様がありました。
2台いっしょに貼ってもらったのですが、両方とも同じように、斜めに縞模様が入っています。
と、いうことは、このフィルムはこういうものなのか……と思い、店員さんを前に何も言えずに帰ってきました。

速攻で剥がしたい衝動に駆られましたが、せっかく貼ってもらったんだから、しばらく使ってみることにしました。

その使用感として、
・ディスプレイが消えているときは、けっこう写り込みがある。ハーフグレアといった感じ。その分、一般的なアンチグレアフィルムより透明度が高い。使用中は光の反射という面では問題なし。
・指の滑りは、宣伝文句に偽りなしのサラサラ感。
・ヨドバシカメラなど、お店のポイントカードアプリでは、バーコードか読み取りにくいもよう。または、まったく読み取ってくれないこともあった。


と、一週間ほど使いましたが、やはり、ディスプレイをつけた瞬間に目に入る縞模様が、どうにも気になって仕方がないので、パワーサポートアンチグレアフィルムに貼り替えました。

こちらは、昔から変わらずのアンチグレアフィルムです。
やはり、薄いすりガラスを敷いたような感じは否めません。

iPhone 6 PlusのRetina HDディスプレイにおいて、この保護フィルムが自分にとってベストかどうか、まだ分からないので、他にも試してみることになりそうです。



*追記*
パワーサポートAFP クリスタルフィルムに変えました。
(写真に虹色のにじみが出ていますが、実際には出ません)

やはり、写り込みはあります。特に照明の光が写り込んだりすると見にくくなりますが、それでも、使用中はそれほど気にならないことの方が多いです。
指の滑りは、何も張っていない状態よりはいいですが、やはり、指に湿り気があったり、部屋の湿度が高かったりすると悪くなります。
指紋も、ディスプレイ消灯時には目立ちますが、クリーニングクロスで拭けば、きれいに取れます。

と、いたってオーソドックスな光沢タイプの保護フィルムです。

iPhone 3Gから、ずっとパワーサポートのアンチグレアフィルムを使ってきたのですが、6Plusの5.5インチRetina HDディスプレイにおいては、粒子状の表示になってしまうアンチグレアでは、その特性をあまりにもスポイルしてしまっていると感じ、クリスタルフィルムに変えてみました。
指の滑りなど、操作性ではアンチグレアのほうがいいですが、それを犠牲にしても、写真やビデオを見るのはもちろん、テキストを読むにも、ホーム画面を見ているだけでも、クリスタルフィルムの方が気持ちいいです。