2012年7月29日

Mac App Storeのアプリが消えた…


OS Xは、Pantherから使っていますが、ホント、Lionは史上かつてないほど不安定でした。
ログインウィンドウで固まる、アプリが落ちるとOSもフリーズ。
電源ボタン長押し強制終了の連発でした。
ですから今回は、すがるような思いでMountain Lionを早々にインストールすることにしました。

『もしインストールして、さらに不安定になったらどうしよう……いや、これ以上悪化することはない!(悪化したら泣く!)』

そんなことで、Mountain Lionをインストールするのを機にクリーンインストール。
でも、いろいろ面倒くさいので、アカウントと設定は転送して、アプリだけ整理してインストールし直すことことにしました。
使わなくなったものや(wacom Inklingとか……)、Lionから使えなくなったアプリもありますしね。


Mountain Lionのインストールが完了し、アプリを再インストールしはじめます。
あぁー、こんな時、App Storeって便利だなあ。
インストールディスクを入れてシリアル番号を入力したり、インストールするのにwebを探しまわったりしなくても(って、これらもやらなあかんのですが)、一つの場所から、いっぺんにダウンロードできるんですから!しかも最新のバージョンで!

と、いうことで、App Storeから次々とダウンロードしていきます。
ひとつ、ふたつ、みっつ……
ん?何か足りない。
あれ?『購入済み』のところに、一つアプリがない!
App Storeを検索しても出てこない!
webで検索するも見つからない。

取り下げられた……

どうしましょ。
他のアプリで代用するか、再び登録されるまで待つか……

あ、Time Machine!

Mountain Lionにアップデートする前にとっておいた、Loinの時のバックアップがあります。
そのTime Machine用のハードディスクを接続してみると、Mountain Lionではバックアップ用のハードディスクとは認識されていません。
しかし、Finderでアプリケーションフォルダを開いてTime Machineに入ってみると……

入れました!
過去の次元に無事に行けました!
一つ前のバックアップはLionのままです!
目的のアプリもあります!
それを選択して、現在に戻ってみると……

救出成功!

しかし、起動するのか?Apple IDとか問題ないのか?
起動してみると……

おお、ちゃんと起動する、ちゃんと動く!

と、無事に連れ戻すことができたのですが、ちょっと待てよ。
そもそも、何か問題があったから、App Storeから取り下げられたんだよなあ……。

ま、いいか。

2012年7月24日

StoreJet Cloud レビュー


iPhone・iPadから、Wi-Fiで接続できるポータブル外部ストレージ。

容量は32GBと64GBがあります。
同様の製品で、SDカードリーダーやハードディスクのタイプもありますが、こちらはフラッシュストレージです。
買う時にはハードウェアの面ばかり気にしていたのですが、いざ使ってみると、アプリ側の"アラ"が目立つことに気づかされました。


まずはハードウェア

iPhone 4のようなデザインですが、質感はプラスチッキーです。(チープと言うほどではないですが)
バッテリー残量は、25%になるとインジケーターが点滅と、かなりざっくりとしか把握できません。


■使用までの流れ(iOSの場合)
・まず、StoreJet Cloudの電源をONにします(起動に17秒ほどかかります)
・『設定』AppでWi-Fiを『StoreJet Cloud』に切り換え
・StoreJet Cloudアプリを起動

アプリ内のワイヤレス設定でWi-Fiのセキュリティ設定をしておきましょう。
5つのデバイスから同時アクセス可能とのことですが、手持ちの初代iPadとiPad(3rd)で同時に別々のビデオを再生させてみましたが、問題なく再生できました。

iPhone・iPad上でのファイル操作は、削除くらいしかできません。
USBケーブルでパソコンにつなげば、普通に外部ストレージとして認識されますので、そこでファイルの管理をします。

パソコンからでも、ブラウザ経由になりますがワイヤレスで接続できます。その場合、iOSのアプリと同様にファイル操作は限られます。
また、ファイルをダブルクリックすると、開くのではなくダウンロードされます。


■アプリについて(iOS版、バージョン:1.0.5)
ユニバーサルではありません。iPhone、iPadでアプリを別々に用意しなければなりません。
まあ、Slingboxみたいに有料(しかもクソ高い)じゃないからいいですけど。

対応ファイル
動画:AVI, MOV, M4V, MP4
画像:JPEG, BMP, PNG
音声:MP3, WAV
ドキュメント:PDF, TXT, DOC, PPT, XLS
と、意外に対応ファイルは少な目です。特に音声ファイルはAACすら再生できません。
対応していないファイルは表示すらされません。webブラウザから見ると、ファイルはあるのですが、.htmlの拡張子が付くものもあり(例:song-1.aac.html)、開くと“呪文”が表示されます。


アイコンにプレビュー画像が付かないので、写真などを大量に入れる場合は、あらかじめパソコンに接続して、フォルダー分けをしたり、分かりやすいファイル名にしておいたほうがいいでしょう。

画像ファイルはiPhone・iPadカメラロールに保存可能ですが、それ以外は、ファイルを“直接”他のアプリに渡すことはできません。その他のファイルは、メールでの送信はできます。
また、『APPフォルダ』という、StoreJet Cloudアプリ内のローカルに保存することができます。
このフォルダに入れたファイルは、当然、StoreJet Cloud本体に接続していなくても開くことができます。

上で“直接”と書きましたが、『GoodReader』からWebブラウズで、パソコンでワイヤレス接続したときと同じようにアクセスできます。そこからファイルをGoodReader上にダウンロードすることができます。(StoreJet Cloudへのアップロードは出来ません)
詳しくは、こちらのエントリーへ。

StoreJet Cloudアプリから写真とビデオが撮影できて、それをStoreJet Cloud本体へ保存可能です。
iPad(3rd)で試しましたが、写真はフルサイズで保存されますが、ビデオはH.264、480 x 360pixになりました。
まあ、1080/30pのワイヤレス転送なんて、恐ろしいことになりそうですから……。


■動画ファイル
まず、動画を見ようと思い、iPadを横向きの状態でStoreJet Cloudのアプリを起動すると、タテで起動しやがります。そのため、横向きで使おうと思ったら、もう一度iPadを回転させなければなりません。
他の動画再生アプリのように、ダブルタップやピンチで拡大できません。
そしてなんと、ビデオをフルスクリーンにしてもステイタスバーが消えません!

■画像ファイル
150kB前後のjpgを開いてみました。
読み込むのに若干、待たされます。
スワイプにより次の画像へ送ります。若干、引っかかり感があり、滑らかではありません。
スライドショーなし。
ピンチで拡大(ダブルタップによる縮小はできません)。
当然、動画ファイル同様、フルスクリーンでもステイタスバーは消えません。

■PDFファイル
76MBほどの自炊電子書籍ファイルを見てみました。
開くのに時間がかかります。ローカルストレージにキャッシュされるようです(ビデオはストリーミング)。
表示はフルスクリーンで、縦スクロール。サイドバーなどといった気の利いたものはありません。
ピンチで拡大(ダブルタップで画面にフィット?)、スクロールはスムーズです。

■音声ファイル
シャッフル、リピート……くらいができます。


iPhone・iPadでも使えるし、パソコンの外部ストレージとしても使ってもいいでしょうし、人によって、いろいろな使い方ができるんじゃないでしょうか。
ムービーファイルなど、大きなデータはクラウドサービスでストリーミングするより安定しますし、その他のファイルも、GoodReaderでアクセスことで利用の幅が広がりますが、出来れば専用アプリがもう少し器用になってほしいところです。
まあ、このザックリとしたアプリ、アップデートで劇的に変わるとも思えませんが……。


StoreJet Cloud for iPhone / カテゴリ:ユーティリティ / 価格:無料


StoreJet Cloud for iPad / カテゴリ:ユーティリティ / 価格:無料


2012年7月21日

Simplism Crystal GABAN Set for iPad 2012 model

















見ての通り、名前の通りのケースです。
詳しくは、トリニティのサイトへどうぞ。
















各ボタンは、操作性に問題なし。

ドックコネクタ部分も、カメラコネクションキットが余裕でささるくらいの大きさです。

付属品に、クリスタルクリアタイプの保護フィルムや、スピーカーの音を前面に送り、音を聞き取りやすくするサウンドアダプターなどがありますが、以前のモデルに付いていたスタンド類が一切なくなりました。
抗菌を謳っていますが、なかなか実感が湧きません……。
iPad(3rd)用ですが、iPad 2にも対応しているようです。
















iPad同様、simplismの『画板カバー』も3代目になりますが、今回からSmart Coverが使えるようになりました。


が、このSmart Coverの取り付け部分、写真のように本体にかかっていないので、Smart Coverを装着していない状態でこの部分を持つと、若干たわみます。
ケースが外れたり、割れたりすることはないと思いますが、iPad本体が非常にソリッドなだけに、持った時に頼りなさを感じてしまいます。
しかも、右利きの人がiPadを縦向きで使う場合、左手でこの部分を持つことになります。
つまり、一番多く持たれるであろう位置なのです。
ちょっと残念な部分です。
(Smart Coverを装着すれば変わるかもしれませんが、あいにく所有しておりませんので、その辺は分かりません)


このケースを画板のようにしてスケッチをしたりメモをとったり……など、したことがありません。私、iPadを外に持ち出すことは、ほとんどありませんので。
それでも、初代iPadから、この画板カバーを愛用しています。
ストラップを短いものに変え、写真のように壁にかけたり、ちょっと部屋の中を持ち歩いたり、机の上に置いてある状態から“ひょい”っと取るときや、ちょっとした動作でも、このストラップが便利なんです。


■スケッチだけじゃない!画板カバーの使い道

先日、動物園(のような所)に行った時、iPadを持って写真を撮っている人を3人ほど見かけました。
そうです!iPadでの写真撮影は楽しいのです!
iPadで写真を撮る、しかも屋外でとなると、人目も気になって抵抗があるという人もいると思いますが、第3世代になってカメラ機能も強化され、日常の写真撮影なら十分キレイに撮れます。何よりも、あの大画面を見ながらの撮影は意外に楽しいのです。

で、その動物園では、いずれの人もiPadを手に持ったまま周っていました。

それを見て、『そうか、こういう人に、このケースはオススメなんだ』と思ったのです。

iPadは、iPhoneのようにポケットにしまえるようなものでなく(胸ポケットに入れてると落としますよ)、鞄にしまうといちいち取り出すのが面倒になり、シャッターチャンスを逃してしまいます。
しかし、この画板カバーなら、肩にかけたり、腕にかけたり、首からぶら下げたりと、手が空いて楽ですし、何かと便利じゃないかと思いました。

このケースの他にもストラップの付いたものはありますが、いずれもフリップタイプです。写真を撮るたびにフリップをめくるのはジャマくさいです。(同様の理由からSmart Coverもジャマくさいです)
その点、この画板カバーなら、肩にかけた状態からすぐに使えます。


iPadフォトグラファー(?)のみなさん、意外に便利ですよ、このケース。
私も一度、この画板カバーで写真撮影に出かけてみようかな。

2012年7月19日

iPhone水没…だって夏だから


ということで、iPhone、水没しました。

**水没時の対処法はガジェット通信こちらのリンクを参照してください**
そこに記載されている応急処置6か条
1.絶対に電源を入れない
2.カバー類はすぐはずす
3.すぐにSIMを抜いて水分をふきとりティッシュにくるんで大事に保管
4.ヘッドフォン端子、Dockコネクタの水分をティッシュをコヨリにして吸い取る
5.本体をティッシュでくるんで水分を吸い取る
6.絶対に振ってはいけない


イメージ図

言い訳なし、胸ポケットからドクターフィッシュの水槽へのダイレクトダイブ!

動物園(のようなところ)で、ドクターフィッシュの水槽があったので、そこに足を入れようと少しかかがんだところ……
iPhoneの身も私のココロも、一瞬にして涼しくなりました。

慌てて拾い上げ、ホームボタンを押してみると、何やら映っているようだが暗い……バックライトが点いてない。
ほぼ、感をたよりにロックを解除。動くには動いている。
しかし、電話は受信するも相手の声が聞こえず、こちらの声も届いていない様子。

帰りの車の中で、ドックコネクタ部分にエアコンの吹き出し口を当てて2時間ほど走りました。
それから、恐る恐る電源を入れてみると……
リンゴマークが輝いています!
バックライト復活!
データ通信もできます!
無事、その日に撮った写真やビデオも救出できました!
(とにかく、これだけは救出したかったのです)
が、電話は復活せず!

相手の声は聞こえるが、こちらの声が届かない。
相手によると、なんだか「しゃわしゃわ」言っているとのこと。
未だに通話は水の中か。


翌日、予約なしでGenius Barに。
出直すくらい後の時間に予約を入れてもらい、その日のうちに交換完了。
もちろん有料。AppleCare+でないので、13,143円。
フッ、いいさ。
交換品の画面に貼ってあるフィルムは剥がしてもらわずに作業してもらい、そのままAppBank Storeへ直行、保護フィルムを貼ってもらいました。

このサービス、ホントいいですね。
クリアタイプとアンチグレアタイプがあり、1,680円です。
裏面も貼ってくれます。
保護フィルム張りには自身があって手間も惜しまないという人以外は、オススメです。


再度、ガジェット通信のリンク。
落としてから焦るよりも、あらかじめ対処法を憶えておきましょう!(自戒の念)
私は初期の対処で、やってはいけないことを結構やらかしてしまいましたし、気力がなくあきらめてしまいましたが、リンク先の対処法を根気よくやれば、けっこう復活するみたいです。