私はiPhone 16 Pro Maxを使っています。
そのカメラが、どうもおかしいと気がついたのはiPhone 16eが発売された時のことです。
今年(2025年)3月、スタンダード機のiPhone 16よりも廉価版となる16eが発売されました。
廉価版ながらもカメラは48MPですが、イメージセンサーは16よりも小さいとのこと。
では、どれほどの違いがあるのだろうかとApple Storeで16eと16の展示機を使わせてもらい試してきました。
結果は、拡大比較すると、やはり解像度が落ちるのが分かるものの、一般の人がiPhoneの画面上で見る分には気にするような差はないように思います。
・16eと16で撮影した写真の中心あたりを拡大比較した画像
この時に自分の16 Pro Maxでも同じ構図で撮影していたのですが、16と比較してみると気になる点がありました。
Proモデルのイメージセンサーは16よりもさらに大きいので、16eは当然のこと、16と比べてもより解像度が高いだろうと想像していました。
ところが、16eよりは良かったものの、16と比較すると劣っているように見えます。
・展示機の16と私の16 Pro Maxで撮影した写真の拡大比較
これは焦点距離が16の26mmに対しPro Maxの24mmという画角の差からくる影響か?それともピント位置が違ったのか?
後日、改めて16と16 Pro Maxとを比較をしてみました。
・全体
・2x、全体
・中央あたりの拡大比較
・端のほうの拡大比較
・各カメラで撮影した右下あたりを拡大比較
2xは48MPイメージセンサーの中心部を12MPに切り抜いただけのはずだから周辺部がぼやけることはないはずです。
この現象はメインカメラのみに起こります。超広角、望遠カメラでは端がぼやけることはありません。
よく見ると、ぼやけるというか残像が出ているみたいです。
これはProモデル特有の現象なのか?
いや、個体差の可能性もあるか?
そう思い、再度Apple Storeに行って、展示機の16 Pro、16 Pro Maxと私の16 Pro Maxとを比較してみました。
その結果、展示機ではProもPro Maxも端まで綺麗に写っています。
ということで、これは私の16 Pro Max特有の現象ということが確認できたので、Genius Barで修理してもらうことにしました。
修理内容はカメラユニット交換となりました。メインカメラだけでなく、望遠、超広角含めて丸ごとです。
修理は4時間ほどでできるとのことでしたが、これで直らなければ精密検査が必要とのことで、そうなると時間がかかるそうです。
そうして修理から戻ってきた私の16 Pro Max、果たして直っているのでしょうか……
カメラの設定をいろいろ変更してみたり、HDR合成が行われないバーストモードで撮影してみたり、高機能カメラアプリのHalideでフォーカスを手動で変更してみたり、同じくHalideの合成処理をしない撮影モードで撮影してみたりしたのですが、結果は変わらず。
ソフトウェアの問題か各プロセッサの問題か、これは根が深そうです。
再修理に出してる時間もないし解決するとも思えないので、これ以上追求することはやめることにします。
その昔なら、即、本体交換となっていたでしょうけどね……。
0 件のコメント:
コメントを投稿