2013年6月21日

KOWA コーワ TSN-IP5 [iPhone5用フォトアダプター]で撮影

KOWA コーワ TSN-IP5 [iPhone5用フォトアダプター](KOWAの製品サイト)レビュー:その2

フォトアダプター(ケース)本体のレビューに続き、実際に撮影してみてみました。


一番気になるのが、どれくらいケラレるかということではないでしょうか。
当然、使用する光学機器により変わってくるのでしょうが、今回、使用したのは、KOWAの双眼鏡『BD42-8GR』(KOWAの製品サイト)です。

まず、iPhoneのレンズそのままで撮影した写真。

双眼鏡に装着して、標準カメラアプリで撮影すると、こうなります。
これくらい、ケラレます。
そして、円の中心が右に寄っています。ケース側のマウント位置が、若干ズレているのでしょうか?これは個体差なのかもしれませんが。

この写真を、縦横比を変えずにケラレがなくなるまでトリミングしてみると、元の3264 × 2448pix2274 × 1705pix になりました。

次に、デジタルズームで、ケラレがなくなるまで拡大した写真。(iPhoneでデジタルズームしても、Pixelサイズは変わりません)
大気のゆらぎが……すみません、ピントが甘いです。

ビデオで撮影。
ケラレの範囲は小さくなります。
こうなると、ケラレ具合が右に寄っているのが惜しい。


比較として、ケースとセットで売られている望遠レンズでも撮影してみました。(iPhone 4で撮影)

ケラレの範囲は小さいですが、この手のレンズは中止部以外の歪みがヒドイです。
また、暗く、シャープさにも欠けます。


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三脚は必須です。
手持ちで、ブレずに撮影するのは不可能です。

音量ボタンでシャッターが切れる、リモコン付きイヤホンも使用したほうがいいでしょう。
しかし、純正も含め普通のイヤホンだと長さが1m以上あり、けっこう煩わしいので、ヘッドホンアダプタをレリーズ専用にしました。

エレコム『MPA-IP353M3』(エレコムの製品サイト)。
これなら、60cmで使いやすいです。


撮影していて感じたのは、ピントを合わせるのが難しいことです。
まず、双眼鏡側でピントを合わせるのですが、そうすると、iPhone側のオートフォーカスが動いてしまい、どこで双眼鏡側のピントが合っているのか、つかみづらくなってしまいます。
そして、いくらRetinaディスプレイとはいえ、iPhoneの小さな画面では、屋外で細部のピントまでを確認するのは、なかなか難しいです。

そこで、(ほぼ)専用アプリの登場です。(つづく



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KOWA コーワ TSN-IP5 [iPhone5用フォトアダプター]レビュー





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