フォトアダプター(ケース)本体のレビューに続き、実際に撮影してみてみました。
一番気になるのが、どれくらいケラレるかということではないでしょうか。
当然、使用する光学機器により変わってくるのでしょうが、今回、使用したのは、KOWAの双眼鏡『BD42-8GR』(KOWAの製品サイト)です。
まず、iPhoneのレンズそのままで撮影した写真。
これくらい、ケラレます。
そして、円の中心が右に寄っています。ケース側のマウント位置が、若干ズレているのでしょうか?これは個体差なのかもしれませんが。
この写真を、縦横比を変えずにケラレがなくなるまでトリミングしてみると、元の3264 × 2448pix が 2274 × 1705pix になりました。
大気のゆらぎが……すみません、ピントが甘いです。
ケラレの範囲は小さくなります。
こうなると、ケラレ具合が右に寄っているのが惜しい。比較として、ケースとセットで売られている望遠レンズでも撮影してみました。(iPhone 4で撮影)
また、暗く、シャープさにも欠けます。
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三脚は必須です。
手持ちで、ブレずに撮影するのは不可能です。
音量ボタンでシャッターが切れる、リモコン付きイヤホンも使用したほうがいいでしょう。
しかし、純正も含め普通のイヤホンだと長さが1m以上あり、けっこう煩わしいので、ヘッドホンアダプタをレリーズ専用にしました。
エレコム『MPA-IP353M3』(エレコムの製品サイト)。
これなら、60cmで使いやすいです。
撮影していて感じたのは、ピントを合わせるのが難しいことです。
まず、双眼鏡側でピントを合わせるのですが、そうすると、iPhone側のオートフォーカスが動いてしまい、どこで双眼鏡側のピントが合っているのか、つかみづらくなってしまいます。
そして、いくらRetinaディスプレイとはいえ、iPhoneの小さな画面では、屋外で細部のピントまでを確認するのは、なかなか難しいです。
そこで、(ほぼ)専用アプリの登場です。(つづく)
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KOWA コーワ TSN-IP5 [iPhone5用フォトアダプター]レビュー
その1:本体レビュー
その3:アプリ『超望遠カメラ』
その4:バードウォッチング
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