2014年1月2日

私が驚いたAppleの“デザイン”

少し前の機種ですが、以前、姉宅のiMac(Early 2008)のメモリーを増設するためにメモリースロットの蓋を外してみると、若干、反っていました。

はじめは、製造時に生じたソリか経年変化かと思ったのですが、メモリを増設して、いざ蓋を閉めようとしたとき気がつきました。

『これは……、わざと反らしてある!』


スプリングワッシャーです。
スプリングワッシャーとは、いわば一巻きのバネみたいなもので、ボルトとナットの間に入れて締め込むことで、そのバネのテンションでボルトが緩むのを防ぐ役割をします。

メモリースロットの蓋を少し反らすことによって、蓋自体に板バネのような機能を持たせ、ネジを締め込んだ際、この蓋の“反り”にテンションがかかり、ネジが緩んでくるのを防ぎ蓋が脱落しないようにしていると考えられます。
たぶん……。

小さなことですが、こういうのを発見するとうれしくなります。
これぞ、“デザイン”。


って、ただの個体差だったりして……。

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