2014年8月9日

キングジム レコロ IR7 を購入

キングジム recolo(レコロ)IR7
(メーカー製品サイトhttp://www.kingjim.co.jp/sp/recolo_ir7/
インターバル撮影(タイムラプス)専用カメラです。普通の写真もビデオも撮れません。
SDカードはもちろん、電池、ACアダプタも入っていません。(ACアダプタは別売りで用意されています)
engadgetジャパンに詳しいレビューがあります。


画角は、iPhoneと一緒くらい。
電池を入れたら、電源ボタンを押して起動します。以後は、いわゆる「スリープ」状態になります。
スリープ解除は、電源ボタンを押すのですが、液晶画面が表示されるまで一拍(3秒ほど)待たされます。これは、「あれ?ボタン押せてなかったかな」と思うくらいのレスポンスです。

メニューの一番上に「Preview」とあり、いかにも撮影した動画が再生できるかのような印象を受けますが、これは撮影の際に構図を確認するための「プレビュー」であり、recolo自体では、撮影した動画の再生、確認、削除は一切できません。SDカードを抜いて、パソコンで確認する必要があります。

撮影の開始は、これまた再生ボタンかのような「▶︎」ボタンを押します。撮影の停止は、もう一度「▶︎」ボタンを長押しします。

撮影間隔・再生速度は、撮影の前にあらかじめ設定しておきます。
撮影間隔は、任意の間隔を設定できるわけでなく、あらかじめ定められた間隔の中から選択します。
個人的に気になったのは、10秒の次が30秒になっているのですが、この間をもう少し細かく分けてほしかった。
他に、画像エフェクトや画像サイズ、タイムスタンプ等を設定できます。



で、撮ってみました。(動画はYouTubeアップロードのため変換してあります)

・タイムラプスと言ったら、やっぱり空。
撮影間隔2秒・24fps(撮影間隔2秒です!2秒)
何の変哲もない空のように見えても、けっこうダイナミックに動いてます。途中、レンズのゴミのように、虫や鳥や何やらが横切りますが。

・アサガオ
撮影間隔10秒・24fps
早起きしたつもりだったのですが、アサガオはもっと早起きで、すでにつぼみが開きかけていました。
被写体に近づけすぎるとピントが合わないので、30cm以上は、離したほうがいいでしょう。



単3形アルカリ電池で4本で、1秒間隔で5,000枚」撮影可能と説明がありますが、今回、4本100円のアルカリ乾電池で撮影できたのはこれだけです。
撮影間隔や撮影時間が一定でないので厳密なことは言えませんが、感覚的に言うと、『驚くほど長時間撮影できる』という感じではありません。
『普通かな』といった感じです。


iPhoneのアプリにもインターバル撮影ができるものは数多くあります。
そんな中で、このrecoloのメリットとは?
それは、手軽さ、気軽さです。
インターバル撮影は、あるていど放置しておかなくてはなりませんが、recoloなら操作もシンプルで、長時間、気軽に放置できる。
電源や電波といった制約もなく、また防水仕様のため、設置場所も選びません。
そんな気軽さから、いろいろなものを撮影したくなります。

しかし、カメラの基本性能が2Mピクセル、フォーカスも露出も調節できない、少しでも暗いとノイズが出る、といったように、キレイな映像を求める人には向きません。
それより、観察、記録といった用途が適している思います。
自分の知らないところで起こっている現象を見ることができる、普通の時間軸では気づきにくい変化を見ることができる。
これがオモシロくて、オモシロくて、現在、あれこれ撮ってます。

ひとつ要望としては、開始・終了のタイマー設定ができると、早起きする必要もなく助かります。


・LPL MS-21ボールヘッドクランプと
設置の自由度が広がります。


・Manfrotto KLYP+ iPhone用レンズと
レンズは練りゴム(練り消し)で固定。
1.5Xレンズで、ほんのちょっとケラレが出るくらい。
でも、レンズを取ったら……
レンズカバーも取れちゃいました。(でも大丈夫、そのままくっつきます)





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