2014年11月30日

デジスコを手持ちで撮る!〜カメラホルダー〜

●iPhoneデジスコ専門のブログを開設しました。(下の画像をクリック)


野鳥の撮影装備は概ね確立しましたが、それをそのまま飛行機の撮影に使っても、なかなかうまくいきませんでした。
三脚では飛行機のスピードについていけず、フレームアウト続出、見失ってしまうことが多っかたのです。

そこで、思い切って、手持ちで撮影してみることにしました。
とはいえ、フィールドスコープというものは、手で持って、しかも写真を撮影するようには造られていません。
クソ重たい上に、手持ちするには重量バランスも良くないです。
一眼レフのように両手と額の三点で支えるようなこともできませんので、カメラホルダー/ショルダーブレース(ストックと言ったほうが分かりやすい向きもあるかも)をつけてみることにしました。
U.Nとかが製品を出していますが、まだ有効性が確認できないので、試しに、あり合わせのもので作ってみました。
なにか、誤解を受けそうな格好になってきた……。(小型三脚は撮影のための支え)

ところで、「クソ重たい」とは言っても、フィールドスコープ本体、iPhone、照準器、今回のホルダー等を含めての総重量は約2.5kg、対して一眼レフは、328のレンズをつけても3kg前後。
なのに、待った感じではフィールドスコープの方が重く感じます。
重量バランス、マスの集中、持ちやすい形状……いろんな要素があるんでしょうね。


・撮影してみました。
ついていけます。
とりあえず、フレームアウトして見失うことはなくなりました。
今まで運に任せるしかなかった、一番距離が近くなる地点での撮影も、狙って撮れるようになりました。(依然、成功率は低いですが)
ピントは、コンマ何秒か合わせられる余裕はできましたが(完璧に合わせられるわけではない)、CMOSセンサーの歪みは、相変わらず発生します。

肩に当ててのホールドはいい感じだったのですが、重くて重くて、一日中撮影していたらヒジが痛くなってきて、15:00以降はブレまくりでフレームアウト頻発でした。
重量バランスを考える必要があるようです。


・そこで、重量バランスを取れるようにとエツミ ストレートブラケット(http://www.etsumi.co.jp/html/products/detail.php?product_id=1720)と、しっかり握れるようにLPL デジタルカメラグリップ(http://www.lpl-web.co.jp/products/stand_cg100.html)を導入。
重量バランスも取れて、まあまあ良好。ヒジが痛くなるようなことはありませんでした。
ただ、ブラケットの剛性が足りなません。ペナペナします。
また、グリップの剛性も足りません。モナカ(貼り合わせ)構造のため、フィールドスコープほどの重さのものを支えようと握っているとキシミが出ます。
もっとも、どちらも、こんな重いものは規格外なのでしょうが。

ピントと歪みは技量を向上させなければなりませんが、フレームアウトして見失うことはなくなりました。三脚よりは撮りやすいです。疲れるけど。


・そこで、U.N カメラホルダー DX-IIを買いました。
U.N カメラホルダー DX-IIの詳細は、こちら(http://manshuinmichi.blogspot.jp/2014/11/un-dx-ii.html)を参照してください。モノはいいです。
これで、だいたいパーツは固まってきましたが、全体的に一体感がありません。
フィールドスコープが重すぎて、撮影しているとブラケットやらグリップのネジが緩んできます。
あと、iPhoneの画面と目の距離が近すぎると、ピントが確認しにくかったりしたので、画面と目との距離の、ベストな位置を探らなければなりません。

もう少し、いろいろと微調整が必要です。


・何を撮っているのやら……

スコープホルダーを3Dプリントで造りました。




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