2015年6月3日

iPhone 6Plusでホタルを撮影

※この記事はアプリのバージョンが古くなっているので、こちらiPhoneでホタルを撮影をご覧ください。

iPhone 6Plusで、ホタルを撮影してきました。
これまで、iPhone 4、5でホタルの撮影をしてきましたが、代を重ねるごとに本体のカメラの性能と共にアプリも進化していることが実感できました。

*フラッシュの使用は、まわりで鑑賞・観察、撮影している人の迷惑になります。
ホタルの撮影時には、フラッシュがオフになっていることを確認してください。

*以下の写真はすべて、三脚、レリーズ(イヤフォンのリモコン)を使用して撮影しています。


下の3枚の写真は、まったく同じ場所・条件で、アプリを変えて撮影してみました。
この日は、ホタルがとても少なく、所々でポツポツと光っているくらいでした。

・標準のカメラアプリ
はっきりとホタルの光を捉えています。
iPhone 5では、この距離から、ここまで明るく捉えることはできませんでした。

・SlowShutter
以前から使っている、光跡を撮影できるアプリ。(この写真では動いていませんが)

・NightCap
今回、新たに試してみたアプリ。


●NightCap (Ver.5.3.2)
120円(執筆時)



このアプリの説明文には、「真の長時間露光カメラ」とあります。
実際にアプリがどのような処理を行っているのかは分かりませんが、確かにApp Storeのスクリーンショットの写真のように撮れました。いい感じです。
(これはホタルの写真ではありません)

同じ場所を標準カメラアプリで撮影。

シャッタースピードは、デバイスによって違うようですが、6 Plusでは最長で1秒です。
バルブ撮影ができないので、SlowShutterのように長い光跡は撮影できませんが、条件が良ければ、はっきりとした光跡を撮影できます。


画面の追従が遅い、ピントが合うのが遅いといった弱点はありますが、「長時間露光」を謳うアプリの中では、もっともそれらしい写真が撮れるアプリだと思います。

……と、後になって「NightCap Pro」という上位バージョンがあることに気がつきました。今回は試せませんでしたが、光跡の撮影ができるのでホタルの撮影にはこちらのほうがいいです。
*実際に試してみました。ただの「NightCap」よりも断然いいです。詳しくはこちらを。
iPhoneでホタルを撮影〜暗闇でも綺麗に撮影できるアプリ「NightCap Pro」〜

NightCap Pro
240円(執筆時)




●SlowShutter (Ver.3.2)
120円(執筆時)



光跡を撮影できるアプリで、iPhone 4の頃から、このアプリでホタルを撮影してきました。
ホタルを撮影していて、いちばん楽しいアプリです。



LOW LIGHT」というモードが、えげつなくなっていました。
上の写真と同じ場所で、もちろん同じ時間なのですが、ここまで明るくなりました。
線で囲ったところにホタルの光跡が写っているのですが、なんか、心霊写真みたいになりました……。


**********

iPhone 5で撮ったホタルの写真と、今回の6 Plusで撮った写真との一番の違いは背景です。
iPhone本体のカメラとアプリの進化のためか、または街灯が明るくなったためか、以前は真っ暗闇だった背景が写るようになりました。
背景があったほうが写真にストーリ性が出ますね。

三脚は邪魔くさいかもしれませんが、あったほうがキレイに撮れるので楽しいですよ。
ない場合は、どうにかしてiPhoneを固定して、イヤフォンのリモコンを使ってシャッターを操作し、撮影中はiPhoneに触らないようにしてください。

あと、ピントには気をつけてください。
暗いとiPhoneがどこにフォーカスを合わせているのか分かりづらいですが、ピントが合っていないとホタルの光跡も「モヤ〜」とした感じになってしまいます。


※この記事はアプリのバージョンが古くなっているので、こちらiPhoneでホタルを撮影をご覧ください。


●iPhone 6 / 7 Plus系でも縦横の回転ができる三脚ホルダー

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