2017年5月12日

iPhoneで動画撮影用の外部マイクがほしくて……

iPhoneで野鳥の動画を撮影する際、木の上にいる鳥の鳴き声を、もっとはっきりと録音したくて単一指向性のマイクを買ってみました。

audio-technica AT9913iS
(製品サイト:https://www.audio-technica.co.jp/atj/show_model.php?modelId=971

●特徴
・超指向性のガンマイク

・電池のいらないプラグインパワー方式(iPhoneのイヤフォンジャックから給電)

・イヤフォンジャックに差し込むだけの簡単接続で、特別なアプリも必要としません。
(写真はiPhone 6 Plusに接続したところ)
イヤフォンジャック接続ということで、モノラル録音です。
*4極プラグにはCTIA(Cellular Telephone Industry Association)とOMTP(Open Mobile Terminal Platform)の2種類があり、この製品はCTIAですので、OMTPのスマートフォンには基本的には使えません。

・マイク本体にイヤフォンジャックがありますが、録音している音をモニターするものではなく、マイクで塞がったイヤフォンジャックの代わりに使えますよ、というものです。
パッケージにも「録音しながら同時モニタリングはできません」と注意書きしてあります。
で、す、が……後述します。


●では、試してみましょう。
と、その前に……
イヤフォンジャックに接続ということは……iPhone 7 Plusではこうなりますわな。

そこで、クリップで固定しました。
固定が良くないのか、たまに「ギッギッ」というノイズが入ります。マイク本体には挟まないほうがいいです。もっといい固定方法を考えなければ。

以下は、すべてiPhone 7 Plusで撮影、録画。


・動画撮影
シジュウカラの鳴き声を撮ってみました。(音の確認はイヤフォンで聴いてください)
なるほど、内蔵マイクが周囲の音も均等に拾っているのに対して、このマイクは周囲の音が抑えられて、シジュウカラの鳴き声にフォーカスされています。
ただ、内蔵マイクより音量が小さく感じます。


ボイスメモとGarageBandでも試してみました。
・ボイスメモ
動画と同じ感じでした。(……なので省略)


・GarageBand
GarageBandでは、録音時にレベル調整ができます。
小さな音でも、あるていど大きな音で録音できます。

録音時のレベル調整だけでなく、録音後にゲインを上げることができますし、トラックごとに音量を調整できます。

そして、GarageBandは録音時のモニターができるのです!
マイクのイヤフォンジャックにイヤフォン/ヘッドフォンをさせば、録音している音をモニターできますし、エフェクトもリアルタイムで確認できます。

iPadで、AppleのWEBサイトをVoiceOverで読み上げさせているところを、2mほど離れた場所から録音してみました。(音の確認はイヤフォンで聴いてください)


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これは楽しい!
ビデオ撮影用に買ったマイクですが、思った以上にGarageBandでの録音が楽しい!
写真、動画、それに“音”と、iPhoneで記録する楽しみが一つ増えました。



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