そこで、少しでも摩擦が増えるようにと、アンチグレアのフィルムを貼りました。
確かに、これで少しは滑りが悪くなりましたが、それでも紙に比べれば、まだまだツルツルして、描きやすいとは言い難いです。
となると、ペン先か……と考えたのですが、それは次回に。
ちなみに、コツコツとApple Pencilで試し描きをしていたら、保護フィルムに跡が残ってしまいました。
しかし、しばらく普段通りに、Safariやメールなどを指でタップしたりして使っているうちに、これらの跡は消えました。(保護フィルムによるでしょうが)
さて、紙に描くような感触を得るには、どうしたらいいか……
それなら、実際に紙を敷いたらどうなるだろう?
と、コピー紙を敷いてApple Pencilで描いてみると、普通に反応しました。
それなら、トレーシングペーパーを敷いたらどうだろう?
うん、いい。
画面も見えるし、Apple Pencilの反応も変わらないようですし、もちろん紙に描いている感触です。
これは、いい。
また、先ほど試したように、コピー紙の上からでも描けるわけですから、下絵を置いてトレースするという使い方もできます。
もっとも、アプリ側で下絵を取り込んでトレーシングペーパーを敷いた方が、はるかに描きやすいですが。
もう一つ、Apple Pencilは、写真のレタッチにも最適。
(参照のため、元の写真を一番下のレイヤーに再度インポートしてあります)
アプリにもよりますが、レイヤーを維持したまま、パソコンのPhotoshopにも書き出せます。
トレーシングペーパーを敷いたら、ほぼ完璧な描き心地になったApple Pencilですが、アプリによって使いやすさが変わってくるようです。
今回、手持ちのアプリでiPad ProとApple Pencilに対応していて一番使いやすかったのが「ArtStudio」だったのですが、それでもペンの動きに描画が追従してくれないことが多々あり、けっこうストレスの溜まるような描き心地でした。
もっと使いやすいアプリを探さなければ。
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依然として、アナログな筆記具による手描きは必要ですし、パソコンでなければできない作業も多くあり、全ての作業をiPad Proだけで完結させるのは難しいかもしれません。
しかし、面白い。
これは面白い。
Apple Pencilが、デジタル描画をさらに推し進めたように思えます。
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