2019年6月13日

ハンディ掃除機 Shark EVOPOWER

SharkNinja』という京都の土産もの屋で売ってるTシャツのような社名ですが、製品はマジメに作られているようです。


これまで使っていたハンディ掃除機です。

吸引力が弱い、野暮ったいデザイン、ずーーっと不満を持ちつつも、他にこれといったものがなかったので使い続けていました。

フィルターの掃除も億劫。

店頭でこのEVOPOWERを見て、コンパクトでまとまりのあるデザイン、吸引力も強そう、これならいいかも……と思ったのですが、値段が高い!
迷いましたが、使用頻度はキャニスター型より高いし、一度買えばそうそう買い換えるものでもないし、ハンディ掃除機は他に選択肢がないということで購入することにしました。

購入したのは『W20』というモデル。
まあ、廉価版です。

もう一つ『W30』というモデルがあったのですが、違いはカラーバリエーションと、バッテリーがもう1本付属しているということ。

私の日常での使用では、ハンディ掃除機でそんなに連続使用はしないので、バッテリーは1本で十分です。

バッテリーよりも、色が差別化の要素として大きいように思えます。
W30はキレイに塗装された4色から選べるのですが、W20ではプラスチックの地そのままのブラックしかありません。
そのブラックも、光沢とかの表面処理がされているわけでもなく安っぽいプラスチックの質感で、W30と比べると、どうしても見劣りします。
個人的にはそれも潔くていいと思うのですが、この質感が気に入らず、予備バッテリーの必要もないのにW30を購入する人もいるのではないでしょうか。

しかし、性能に差はありません。
吸引力も変わりませんし、バッテリー1本でもハンディ掃除機ということを考えれば、仕様の運転時間12分というのは、私の用途では十分です。

他に、フローリング延長用ノズルの付いたEVOPOWER Plus(W30P)というモデルも登場しました。

ハンディ掃除機としては十分な吸引力がありますが、これ1台で通常の掃除機の用途すべてをカバーしようとするのはやめたほうがいいと思うのですが。


ゴミ捨てはワンタッチ。
上面のボタンでダストカップを開くと、ダストカップについたブラシで網目についた埃も削ぎ落とす仕組みになっていて、なかなか考えられています。

フィルターも簡単に取り出せ、掃除も楽々。
バッテリーも取り外せますが、予備バッテリーのないW20では取り外すこともないでしょう。


実際に使ってみました。
まず、ハンドルが持ちやすい。
この持ちやすさが、サッと取って使う気になれる一つの要因です。
電源ボタンにも自然と指が届き操作しやすいです。

吸引力は、以前使っていた掃除機よりも頼もしいです。
店頭ではビーズのような大きめなゴミでデモしていると思いますが、私の日常での使用では机などを乾拭きした後の埃が多いです。

そして、しばらく使っていたら、網目に埃が溜まってきました。

ゴミを捨ててみます。
ワンタッチで……カチャ
下のほうに少し埃が残りましたが、ダストカップについたブラシが機能しています。

しかし、ブラシ側に埃が……
これは手で取るしかありません。

さらにフィルターを取り出して見てみると、けっこう埃が溜まっています。
結局、ある程度の頻度でこのフィルターを掃除しなければならなさそう。


この掃除機で、いちばん気に入っているのは、そのコンパクトさ。
主張しすぎないデザインと相まって、デスクの横とか、目につくところに置いても気になりません。
すぐ手の届くところに置けるから、いつでも使う気になれる。
それが一番のメリットとも思えます。

「主張しすぎないデザイン」と書きましたが、まとまりがあって安定感のあるいいデザインだと思います。
フラットな広い上面と、その空間が広がり続ける不安感を収束させる“肩”とエッジ、さらに、それらをサイドのスリットが引き締めています。
この面とスリットが、“カッコイイ”を醸し出しています。
“カッコイイ”ですが、華やかさはありません。ですが、日常的に使う掃除機に華はいりません。華がないからこそ、どんなインテリアにも馴染むのです。

購入して2ヶ月ほどになりますが、今も、時折しげしげと眺めています。



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